「知ってるワイフ」キャストについて

「知ってるワイフ」はタイムワープものなので1話から見ないと分かりづらいストーリーなのですが、登場人物は少ないですし、人物関係も単純なので分かりやすいですよね。

その中で私が注目しているのは、主演の大倉忠義さんとその同僚銀行マン役の松下洸平さんです。

まず主演の大倉忠義さん(剣崎元春役)についてです。

大倉忠義さんは剣崎元春という役で、

  • 結婚5年目
  • 2児のパパ
  • 銀行マンで職場結婚
  • 家事・育児に追われストレスマックスの恐妻に怯え暮らす夫

という設定でしたが、見事に優柔不断な男性を披露していたと思います。

恋愛時代とは違い結婚生活でのドタバタ感、どこの家庭にでもありえる展開を身近に感じながら視聴できたのも、ちょっとか弱い恐妻家の雰囲気を醸し出しながらの演技力のおかげだと思いました。

途中であまりにも自己中な考えでイライラを元春に向けられたのも、それほど役にはまっていたからですよね。

30代の2児のパパとしても、大学生としても、違和感なくこなせるのは大倉忠義さんの端正な顔立ちやスタイルがあってこそ!

落ち着きすぎても若々しすぎてもこの役柄にはしっくりはまらなかったと思います。

おかげでタイムワープというファンタジードラマですが、すっとこのドラマの世界観に没入できました。

剣崎元春役の大学生から30代サラリーマン役という年齢や人格に変化を持たせられたのも楽しませてもらいました。

 

続いて、助演の松下洸平さんです。

松下洸平さんは、元春と銀行の同期の津山千晴役で出演されていました。

元春と津山を見ていると「同期っていいな」って思う間柄でした。

心から応援したり、時に恋のライバルになったり、大人の男性とは思えないコミカルな部分も息ピッタリに2人が見事にこなしていました。

元春は澪と沙也佳の間で心が揺らいでいましたが、津山はそういうことは無かったので女性からの評価は高かったと思います。

私も結婚するのなら元春のような夫だと不安だなと感じました。

津山はタイムワープしてもいつの時代でも妻や子供を溺愛していましたし、彼となら平和に毎日暮らせそうです。

澪と交際をスタートさせた時、元春と澪の関係を知った時、澪から別れを告げられた時、津山はいつも男前でしたよね。

そういう津山役には大倉忠義さんよりも二枚目でスマートな雰囲気の松下洸平さんをキャスティングしたのもよかったと思います。

普段からジェントルなイメージが強い松下洸平さんだからこそ!

正直で友達(同僚思い)で誠実で積極的で、リアルにこんな男性と出会えたらいいなと、キュンとさせられました。

 

もし自分が澪だったら?元春だったら?津山だったら?

それぞれの立場に自分を置き換えて見られる面白いドラマだと思います。

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