第6話の最後で澪の認知症の母親を二人で一晩中探していたことが、沙也佳に知られてしまいました。
元春は最初から沙也佳に本当のことを話せばよかったのに、嘘をついたことで益々状況は深刻になっています。
自分で自分の首を絞めて墓穴を掘って、こういうことを自分でカバーできないのなら、そもそも結婚生活に向いていないと思いました。
元春のよくない部分だと思います。
元春はよく男同士でよく飲んでいますが、普段から何を学んでいたのか…
こういう夫に嫌気がさし沙也佳は家を飛び出してしまいました。
偶然出会った上原邦光(小関裕太)と飲みに行って憂さ晴らしをするところまではよかったのですが、その後が韓国ドラマっぽくて斬新でした。
何と、沙也佳はネットの掲示板に澪の悪口を書き込んだのです。
それが即日職場で話題になるし、スタッフもやけに気にしたり噂をするところが単純明快な設定ですよね。
「知ってるワイフ」の面白いところは、何かある度にすぐに周囲の人間が翻弄される部分です。
それにしても、上原邦光役の小関裕太はピッタリの役柄でしたね。
人の気持ちに敏感だし、イケメンな上ナチュラルで童顔な顔立ちがお姉さまのハートをさらっていきます。
元春もうんと年下の邦光から乙女心を教わったら?といいたいくらいです。
その後、沙也佳の投稿が思わぬ騒動に発展してしまい、沙也佳の慌てふためく様子は爆笑でした。
澪と津山が投稿者を調査すると言い出し、気が気ではなかったでしょう。
それにしても澪は強い女性ですよね!
私が自分の悪口を掲示板で書かれて職場にも迷惑をかけるような事になれば、いくら自分に心当たりがなくても何だか申し訳なくて澪のように強気ではいられないような気がします。
元春のような優柔不断な男性には澪がリードしていくとうまくバランスがとれるのに、元春は一体どうなるのでしょうね。
沙也佳は結局投稿を削除して事なきを得たかのように思えたのですが、自宅のパソコンに投稿した形跡が残っていたので気づかれてしまいました。
夫婦そろって爪が甘いのなんのって。
この状況は、元春が朝帰りをした直後だとしても分が悪いですね。
元春には更に頭の問題が押し寄せてきました。
元春の母親が入院することになるのですが、義母に対しての沙也佳の態度が余りにも薄情でした。
自分の実家に対しては元春に色々と要求して絶対服従なのに、沙也佳は元春の実家に対しては何もしないし、それを拒否しています。
態度があからさますぎて、元春の両親が可哀そうでした。
自分が元春の親の立場ならたまらなく息子が不憫でたまらないし、悲しいだろうなと。
元春と沙也佳はこれ以上信頼関係を築くのは無理だと思うのは私だけでしょうか。
朝帰りを謝罪しても、沙也佳が元春の母親を渋々見舞っても、お互い心ここにあらずなんですよね。
それがお互いに見透かされているので、この結婚生活が泥沼化しないうちにピリオドを打った方が賢明だと思うのですが、さて第8話ではどのようにストーリーは動きだすのでしょう。
元春の朝帰りが全ての始まりになったような気がしますね。
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