沙也佳が澪を警戒し始めて、面白い展開になってきました。
お嬢様育ちの割には、夫の女性関係にはアンテナを張り巡らせているし、勘も鋭いです。
元春の車に澪のネームプレートが落ちていたことを忘れていなかったのですね。
夫の自分への愛情に不安があるというよりも、夫は自分に服従して当然なのに他の女性にうつつを抜かしているなんて許せない!という沙也佳の心理が透けて見えてきます。
銀行で澪を見た瞬間、沙也佳の記憶が読みがりましたね!
澪の頭をなでていたところを妻に目撃されるのはさすがに疑いたくなる状況だったので、そこだけは沙也佳に同情です。
そもそも同僚の頭を撫でないでしょ!
とにかく「知ってるワイフ」は突っ込みどころが多くて面白いです。
沙也佳は普通お嬢様育ちなのでおっとりした性格なのかと思いますが、勝気が強くわがままなところもまたこのドラマの面白いとことろです。
そして、夫の職場までやって来るあたりも自分本位ですごいです。
普通なら夫の職場に行くのは遠慮しますよね。
食事を誘うためにわざわざ出向かないですよね。
こういう沙也佳の性格は、あえて澪と対照的な設定にしているのかもしれません。
第4話では、沙也佳に続いて澪の母・久恵までもが元春の職場へやって来ました。
「どれだけ職場に家族が登場するんだ!」と、ここも突っ込みどころでした。
久恵が元春のことを職場の人たちに「うちの婿」というものだから、銀行の方たちのリアクションがオーバーで面白かったです。
元春の背後にお金持ちの義父が見え隠れしているからって、銀行の皆さん単純ですよね。
そもそも元春が自分で蒔いた種なのですが、元春からしてみれば冷や冷やたまらなかったでしょう。
タイムワープした事は誰も知らないので、事情を説明するわけにもいきませんしね。笑
ここにきて、澪に少し感情や環境の変化が出てきたようでした。
ドラマは次のステージに進み、澪は同僚の津山千晴(松下洸平)との交際に悩んでいました。
澪が津山との交際に踏み切れない理由は、澪の中で元春がどこか引っかかっているからのようです。
正直、ここは普段の澪らしく突き進んでほしかったなと思いました。
交際をするのかしないのかそれはどちらでもよいと思っていたのですが、澪らしくスパッと決めてほしかったとちょっと残念でした。
何だか津山が単に利用されているような気がして、気の毒だなと。
澪が津山と交際をスタートさせれば、元春は澪への想いを断ち切ることができるのでしょうか。
元春が沙也佳との結婚生活に嫌気を感じ始めている部分も見どころでした。
元春の魂の中にまで澪が住み着いているのだから、離れられないんですよ。
澪が津山とラブラブな姿を見て、思い切って元春が2人の間に割って入ると益々面白いのですが、今の元春はやらないでしょうね。
最後は元春も澪もお互いへの想いを再確認して、ハッピーエンドなのかもしれませんが、まだまだドラマ中盤ではこじれ具合も楽しいです。
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